
アイン・ランド
肩をすくめるアトラス 第一部
矛盾律、2014年
この本について
生産を担う創造者たちが社会から姿を消していく世界で、鉄道会社を率いるダグニー・タッガートらの選択を描く長編小説。個人、創造、交換、国家をめぐるアイン・ランドの思想を、巨大な物語として展開します。
自分に残ったこと
2021年に友人から教わり、メルカリで三分冊版を買いました。第一部を友人へ貸したあと、もう一度読みたくなってAmazonで買い直すほど、本文だけでなく関連情報まで追いかけた本です。
特に残っているのは、無矛盾律と「AはAである」という態度です。腐った鎖につながれ続けるのではなく、新しい乗り物や国をつくるという想像力は、自分のリバタリアニズムや制度設計への関心とも結びつきました。賛同だけでなく、極端な思想を物語として最後まで押し切る力を含めて読んでいます。