
P・F・ドラッカー
ポスト資本主義社会
ドラッカー名著集8、2007年
この本について
資本、土地、労働に代わって知識が中心的な資源となる社会への転換を論じ、組織、政治、教育、知識労働者に起きる変化を整理します。知識を知識へ適用することが、生産性と革新の中心になるという見取り図です。
自分に残ったこと
ソフトウェア会社をどう運営し、資本主義の構造をどう理解するか。その土台になった本です。進捗を追い、タスクを配ればマネジメントになるという発想から離れ、専門家が自分で目標を設定できる条件をどうつくるかへ関心が移りました。
知識労働者は、自分の中に生産手段を持っています。だから組織は人を所有できず、改善を続ける一方で、役割を計画的に捨てる必要もある。会社と個人の関係を上下ではなく、知識を接続する構造として見るための参照点です。