
Refill Notebook A5
無印良品のリフィルノート。2022年の持ち物再考では「買ったけど、あまり使う機会がないかも」と一度は疑っていた。それでも2026年のバッグに残っていること自体が面白く、道具の評価は購入直後では決まらないとわかる一冊。
以前はモレスキンのような高級ノートも使っていたが、いまは一冊をきれいに使い切ることより、必要な紙だけを持ち歩き、書いたものを整理する習慣の方が大切だと思っている。A5で、リフィルを入れ替えられることが自分にとっての条件になった。
出張の日数や目的に合わせて、必要な枚数だけ無地リフィルを挟む。使い終えた紙は本体から外して整理する。無印良品のリフィルノートは、表紙とリングを残し、中身だけを差し替えて使う設計だ。完成した一冊を保存するより、その時の仕事に合わせてページ構成を編集する道具に近い。
自分が「ちぎりやすい」と呼んでいた部分は、正確には紙を破ることではない。左右のページを上下にずらしてリングを開き、必要なリフィルだけを抜き差しできる構造のことだ。紙を破らず再配置できるから、旅の途中で書いた断片を後から別の束へ移せる。
表紙にある程度の剛性があることも大事だ。机がない場所では、膝や太ももの上で書く。軽いノートでも、書く面が安定しなければ結局使わなくなる。公式は表紙をポリプロピレン製と説明しているが、膝上での書きやすさは自分の使用感として残したい。
物理のノートで生まれた断片は、最終的にScrapboxへ集めている。2021年のメモにも、Webクリップとノートを別々にすると後から開かなくなるため、最終的なストックをScrapboxへ寄せるという方針が残っている。紙の役割は、完成原稿を保存することではなく、考え始めるまでの摩擦を減らすことだ。必要な期間だけ紙を持ち、後でリンク可能な知識へ移す。この往復まで含めてノートの使い方になっている。



