
Trek Madone
検討の末に選んだのはMadone SL 6 Gen 7。岡山のWave Bikeで受け取る計画から、保険、ロードサービス、鍵、空気圧まで、買った後の運用を先に組み立てていた。速さを求めてTTバーも試したが、フィッティング後には重さと相性から見送り、機材を足すことより実走に合う構成を選んでいる。
Madoneを最初に見た時、「これはロードバイクのイデアだ」と思った。個々の部品が新しいというより、速く走るロードバイクに必要な形が、一台へ収束しているように見えた。理屈を積み上げて選んだというより、その完成した輪郭を見た瞬間に欲しいと思い、購入した。
Trekは第7世代Madoneを、純粋な速度のためのスーパーバイクとして位置づけている。Kammtail Virtual Foilのチューブ形状、ライダーを含めた空気の流れを考えるポジション、シートチューブのIsoFlowを組み合わせ、前世代から約300g軽くしながら空力性能を追求した。自分のSL 6 Gen 7は、その設計を500 Series OCLV CarbonとShimano 105 Di2で実際に使える完成車へ落とし込んだモデルだ。
「ロードバイクのイデア」はTrekの宣伝文句ではなく、自分が見た時の感覚である。ただ、メーカーがフレーム単体ではなく、乗車姿勢と空気の流れまで一つの速度のシステムとして設計していることを知ると、その第一印象には理由があったと思える。形が速さの結果として決まり、装飾のための線がほとんどない。
実際に乗っても、その印象は崩れなかった。受け取り、保険、ロードサービス、鍵、空気圧まで、買った後の運用を先に組み立て、TTバーも試した。フィッティング後には重さと相性からTTバーを外し、機材を足すことより、自分の姿勢と実走に合う構成を選んでいる。理想形として買った自転車を、使いながら自分の一台へ調整している。



