
高城剛
LIFE PACKING
単行本、2012年
この本について
所有物をスーツケース約1.2個分まで絞り込んだ高城剛が、実際の道具と、その選択を支える考え方を紹介する本です。モノのカタログであると同時に、環境に合わせて生活を組み替えるための設計書でもあります。
自分に残ったこと
このシリーズは、掲載された道具をそのまま買うためではなく、自分の荷物を見直す比較対象として読んでいます。後年の『LIFE PACKING 60』で高城剛がMacBookを持たなくなったことに対して、自分にはMacBook Airが必要だと考えたように、違いがはっきりするほど自分の要件も見えてきます。
旅の日数ごとに構成を変え、洗濯や補修まで一つのシステムとして考える視点は、今のバッグにも残っています。軽さだけを競うのではなく、忘れたときに困るScrubbaや、結合を緩くできる変換アダプターをどう残すか。この本を読むことは、持ち物を通じて自分の生活をデバッグすることに近いです。