
プロジェクト
音威子府
人口約600人の村で、住民の言葉を地域の意思決定へつなぐ技術を現場から育てる。
2026年5月11日、合同会社多元現実と北海道・音威子府村は「音威子府のこれからを話す会」を共催した。村長を含む17名の議論をAIがリアルタイムに分析し、一人ひとりの発言を消さずに、村の意思決定へ接続できる形へ整理した。
対話から生まれた30件の設問と324票は、3トピック、9サブトピックへ構造化された。セイコーマートの存続、行政の説明責任、期間限定の住民の参加、移住者と地域の関係など、単純な賛否では扱いきれない条件と価値観が見える記録になった。
技術や市民参加にもともと関心の高い人だけを対象にするのではなく、人口減少の課題を先に経験する地域の日常で使うことに意味がある。音威子府での実践は、完成した製品を持ち込む導入事例ではなく、届きにくい声を扱うためにプロダクトそのものを改善する研究開発でもある。


