
プロジェクト
多元現実
合意形成の前提となる論点、対立、わからなさをAIで可視化し、会議と住民参加を前へ進める。
Plural Realityは、AIを活用した市民参加と熟議民主主義の仕組みを開発し、自治体や企業の意思決定を支援する組織である。広聴AI、倍速アンケート、倍速会議、議員AI秘書という入口を通じ、声を集めるところから論点の可視化、判断、報告までを一つの流れとして扱う。高木俊輔はCEOとして、研究、制度設計、プロダクト設計、ソフトウェアアーキテクチャと実装、事業開発までを横断している。
Civichatで扱ったのは、制度を利用するために住民が制度名や行政用語を知っていなければならない問題だった。現在はその問いを議論へ広げ、参加者が論点を正しく名づけてからでなければ参加できない状態をなくそうとしている。制度や議論へ参加するために、利用者があらかじめ正しい言葉を知っている必要をなくすことが、これまでの活動を貫くテーマである。
倍速会議では、AIに結論を委ねず、会議前の回答から合意、対立、まだ不明確な論点を構造化し、最終判断を人間へ返す。DD2030では3時間の実践から47件の意見と1,593票を集め、6トピックと21サブトピックへ整理した。与謝野町、東大阪市、音威子府村などの現場を通じて、制度、運用、技術を一体で設計している。


